Earl of East vol.03
Earl of East
Workshop
in Tokyo
5/4 - 5/7
4年ぶりのワークショップ
5月4日から7日までの4日間、
創業者のニコ・ダフコスとポール・ファーミンが来日し
PARKERで4年ぶりとなるEarl of Eastのワークショップが行われました。
Earl of East創業以来、彼らがなによりも大切にしているワークショップは
ロンドンの店舗では定期的に開催され、
ロンドンに住んでいる人だけでなく世界中の人々が参加し
予約開始からすぐに埋まってしまうほど大人気。
そんな素晴らしいワークショップを東京でも体験できるということで
全国から約140名ほどの方に参加をしていただきました。
香りについてのディスカッションをはじめ、
ニコとポールによる調香についての解説や実際に作るときのノウハウを
直々に教えていただける素晴らしい時間を過ごしました。
そしてキャンドル作りを通して知ることができたのは香りのことだけでなく、
Earl of Eastがワークショップを大切にしている理由も肌で感じることができ、
PARKERで働く私たちにとっても貴重な体験となりました。
日中の太陽の光が差し込むなかで行われた回と、
夜のゆったりとした雰囲気のなかでのワークショップは
それぞれ違った良さの時間が流れており、その様子も一緒にお届けいたします。
今回はPARKERでのワークショップとのことで、
ロンドンのラボにてオリジナルのラベルシールを製作してくれました。
身近な存在のEarl of EastのジャーにPARKERの名前が入ると
より特別に感じます。
step01
席にはひとり1セット、
キャンドル作りに必要なキットが用意されキャンドル作りがスタート。
の前にまずはディスカッションから始まります。
はじめて顔を合わせる参加者のみなさんは少し緊張しながらも、
ひとりひとり自分の好きな香りとそれらにまつわるエピソードや
思い出話をして頂いたり2パターンの香りを嗅ぎ、好きか、嫌いか、
それはなぜそう思うのかなど感じ方の違いについて意見交換をしつつ
改めて香りと向き合いながら新たな発見をすることができました。
step02
そしてニコとポールから香りについてのレクチャーを受け、
知識を頭に入れたあとは用意されたFlesh、Floral、Oriental、Woodyの
エッセンシャルオイルから自分の好みに調香していきます。
理想のものに近づける作業は想像以上に難しく、
イメージしながら作り上げていく工程は香り作りの醍醐味でした。
調香したエッセンシャルオイルは溶かしたソイワックスと合わせ、
Earl of Eastの象徴でもある琥珀色のジャーに流し入れます。
参加者の方には出来上がったキャンドルだけでなく、
今回教わった知識をもう一度ご自宅で体験できる
製作キットも一緒にお持ち帰りしていただきました。
ニコとポール自らそれらを現地でも使用している
Earl of Eastのロゴが入ったショッピングバックに入れ、
ロンドンの店舗と同じようにバックに〈Shinrin-yoku〉のミストを吹きかけてひとりひとりに渡してくれました。
その際にふたりは参加者の方との最後の会話を楽しんでおり、
みなさんも笑顔で心地の良い香りに包まれながら
PARKERを後にしていきました。
パンデミックが起こり、
飛行機に乗れば数十時間で会える距離にると思っていた彼らの存在が
とても遠くのものに感じていた約3年間の日々でした。
月日が経ちそれを乗り越え、日本で4年ぶりに行われたニコとポールのワークショップは
コミュニケーションを取ることがどれほど大切なことか、
改めて気づかせてもらい心に染み渡るような数日間となりました。
なにより、参加してくださったお客様が
ニコとポールやはじめて会った方との会話を楽しみながら、
自分だけの特別な香りのキャンドルを製作していただけたことが嬉しく、
新宿という都会の喧騒を忘れてゆっくりとした時間が流れているのを感じました。
ワークショップの内容も4年前から更にパワーアップしており、
ここ数年のEarl of Eastの発展を象徴しているようでした。
ワークショップの束の間、
東京の街を楽しんだ様子のニコとポールの様子や、
アンケートでいただいたお客様からの質問にも答えていただきました。
それはまた、次回のJournalにてお届けします。
そして数日間ともに過ごすなかで、
彼らは私たちのことだけではなく、
お客様のことをとても気にかけてくれていました。
そんな彼らとPARKERがパートナーであることに誇りを持ちながら
私たちもより良いお店に成長して行きたいと強く思わせてくれました。